●●につける薬29
ネコがまたやらかしてくれました。
夜中からずっと帰ってこないので、彼のテリトリーを巡回して3回目。
名まえを呼ぶと、かそけき声がどこか上の方から・・・
ようやく見つけたのは、外壁塗装工事の足場のてっぺんでした。

足場に登らせてもらいレスキューに向かいますが、足場は枠とラダーを組んだだけのもの。
最上段は2階屋根の高さで、私がびびりました。

2回目はランディングネットを持っていき、
最上段下2mのラダーまで登って、無理やりネコを掬い取りました。

これで何とか立ち位置まで降ろすと、ネコも安心したのか、
教えると順に足場を降りていきました。


谷の渓流釣りとクライミングをやってはいましたが、
外壁塗装の足場は不安定で揺れ、かなり頼りない。

はー、大変疲れました。
今日一日は、これで終了・・・

「あんたっ、二度と家から出られませんでっ!!」

●●につける薬30
カナダのRyanとメールをしていて、「ネコは元気にしてる?」と聞かれた。
RyanはScotty Downriggerの国際担当者で、拙宅に来たことがあるのだ。

My cat is very fine.
He helps me, when I put my car into garage.
He comes to car and allways says "Back all right,Back all right".

これがRyanに、Funnyとうけた。

ネコは、エンジン音を聞きつけてやって来て、バックする後輪をじっと見るのだ。
彼はもちろん言葉は話さないが、もし人並みに喋れたとしたらどうだろう。

「あんた、もっとちゃんと掃除せいよ」
とか言われて、むかつくのかもしれないが・・・

英名Little Tiger、和名はチビトラ。

●●につける薬31
夜中にふと目を覚ますと、枕元にネコが座っていることがあります。
暗闇の中で黙って座っているので、ドキッとします。

しかし、実はこれには訳があるのです。
彼は夜中におなかがすくらしく、最初は廊下で間断なく鳴いて私を起こしていました。
「うるさい!」と怒るようにしていると、鳴き方が変わりました。

廊下で10分おきくらいに短く鳴くのです。
かそけき声のときもありますが、これはこれで寝られないのでこたえます。
これでもやはり怒られるので、黙って枕元に座るようになったのです。

かつては、残したカリカリも食べていたのですが、最近では新品のものを要求します。
そして、食後は用を足すために、外に出たがります。
専用の出入口があるのですが、夜は自分で開けません。
たぶん、ノラがいたことがあって、警戒しているようです。

中途半端にかしこいのか?
迷惑やわー。

普段は押し入れで寝ています。

●●につける薬32
ハチにでも刺されたのか、ネコの腹部が小判大に腫れました。
(後日談、ノラの爪で刺されたらしい)

抗生物質でようやく腫れが引いてきたと思ったら、今度は傷口が開いて
2針縫うことに。

毎朝薬を飲ませなくてはならず、お医者で痛いことされたのと合わせて、
恨まれています。
はー、たまらんわ・・・

パラボラアンテナになって衛星放送を受信するのか。

●●につける薬33
「私はお金のかかるオンナなのよ」
昔バブルのころに、よく聞いたセリフです。

わが家にそんなものはおりませんが、
大変お金のかかるネコがいます。

お医者には、少なくとも下記の支払いがすでに・・・
子猫時代、ラパラにヒットして、3万円。
さらに、ノラの爪傷で7針縫って3万円。
そして、今回のノラ爪バイキン騒動で2万円。

病気とは無縁のようなのですが、いろいろ怪我を召されて帰ってきます。
あんた、10万円早よ返してや。

爪とぎのマタタビで、Highになります。

●●につける薬34
張り替えた網戸の片づけをしていると、ネコが見に来ました。

「今度やったらしばくからな!!」
そう言うと、ネコは階段を駆け下り逃げていきました。

ネコも言うたら分かるんや。
と思って一階に行くと、彼は庭まで逃げていました。

張り替えたばかりの網戸を破って・・・

犯人は私です。3回網戸を破りました。

●●につける薬35
ようやく、ネコが網戸を破るのをやめたようです。

多くの網戸に、ワイヤーネットという格子を付けたこともあるでしょう。
しかし、本当の理由は、彼がひどく恐ろしい目に会ったからに違いありません。

意外なことに、彼はGを怖がるのです。
数ミリの幼虫でも腰を引きます。

そんなネコの前に、特大のGが走りこんできたのです。
あいにく、その部屋はアースレッドを朝焚いたばかりで、
Gは苦し紛れに走り回るのをやめませんでした。

それに気づくや否や、ネコはすっ飛ぶように部屋から逃げたのです。
そして、やがて彼は、破れた網戸とGとの関係に気づいたようなのです。

我が家に平和が訪れました。
10回以上、あちこちの網戸を修理した甲斐があったというものです。

ほんまにやめたのでしょうか、網戸破り。信用できんわー。

●●につける薬36
ワシはチビトラ、Little Tiger。
偉そうに鳴くネコ。
最近は外に出られんので 嫌がらせをしてみた。

うるさく鳴いても出してもらえん。
そこで、押し入れのふすまを裏から掻きむしってみた。
すぐに怒られたので、間をおいてから次の手を・・・

布団の隙間から、寝ている主人をネコパンチで引っ掻いてみた。
これにはワシもビビって、すぐに逃げたりしたのだが。

ワシはチビトラ、Little Tiger。
ムダにかしこくなったネコ・・・

ワシのネコパンチはロングでもヒットするんやで。

●●につける薬37
布団の隙間をトンネル状にし、自分の巣を作っています。
(そういえば、ごそごそと何か引っ掻くような音がしていました)
押し入れの中にあるので、ふすまでプライバシーも守られています。
2段の上の棚なので、温度や湿度も適切で快適なようです。
贅沢にも個室のネコの巣です。

●●につける薬38
布団乾燥機の排熱をうまく利用し、上手に暖を取るネコ。
温泉にでも入っているような風情である。

●●につける薬39
世界ネコ歩き
「動物写真家の岩合光昭氏が世界をめぐり、各地のネコを撮りまくる」というTV番組があります。

外にいる見知らぬネコには容易には近づけないはずですが、岩合氏には秘策があるようです。
「かわいいねー」「いい子だねー」「かっこいいねー」と優しく話しかけながら仲良くなるのです。

私も真似をして、うちのネコに話しかけてみました。
「かわいいねー」「いい子だねー」「かっこいいねー」

私が言うとかなりウソくさいのですが、かみついたりすることなく、ネコはおとなしくなるようです。
この褒め殺しの秘策、本当にネコと仲良くなれるようです。

●●につける薬40
怒りのネコ
「何笑うとんねん!!」
笑うたびに、猫パンチで顔をたたかれます。

実は、布団に入れてくれというネコに、「あんた今自分で出たやないの」といけずをしました。
すると、「ううう」と言い訳するようなそのしぐさがとてもおかしかったのです。

3回ほど続けて笑わせてもらいましたが、そのたびに猫パンチが飛んできました。
笑われていることを理解して怒るネコ。
かしこくなりましたね。
ご尊顔を拝しますと、やはり「何笑うとんねん!!」という表情でした。

何見てんねん!!

●●につける薬41 「あんた、シーツでうんこ拭いたやろ」 「拭いてないで。尻を拭いただけじゃ」 「おんなじやゃゃゃゃゃゃぁぁぁっっっ」

●●につける薬42
布団乾燥機が好き
布団乾燥機で膨らんだ羽毛布団でくつろぐネコ。
シーツは洗濯しときましたで。


●●につける薬43
猫は居心地のよい場所を見つける名人です。
今朝はベッドに向けた扇風機の前。
テコでも動きません。

●●につける薬44
夏はチャンス
夏はチャンスなんじゃ。
窓を網戸にするやろ、網は引っ掻くと抜けるんじゃ。
最近は鉄の格子を貼りよったが、それでも隙があるんじゃ。
網戸は開かんようにワンタッチシマリでロックされておるが、
これも爪ではがすんじゃ。
ワンタッチシマリを瞬間接着剤で固定しよったが、
網戸は持ち上げると枠から外れるんじゃ。
2階の窓から大脱走なんじゃ。

疲れて眠たい脱走犯。2階の窓からお出かけになります。

最終手段を講じました。

●●につける薬45
「ぐにゅ」
嫌な感触がかかとの裏に。

スリッパを履いて歩こうとした瞬間でした。
踏んだのは、ネコげろではない新たなるもの。
スリッパの上に仕掛けられていたようです。

そういえば先代のネコにも、
靴になみなみと小便を入れられたことがあります。

彼らは狙ってやるのです。
不満や恨み言の代償として・・・

(ちなみに今日はネコを三味線代わりにして遊んでいました)

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