(FAQ633)
ツノの矯正
ツノを長く使用していると、
曲げ加工を施した部分がどうしても伸びたりして変形することがあります。
この変形を簡単に矯正する方法がありますのでご紹介させていただきます。

用意するのは笛吹ケトルと、2本のプライヤーだけ。
ケトルに適量の水を入れて沸騰させ、
笛吹部分から高温の水蒸気を噴出させます。

写真のように2本のプライヤーでツノを挟み、
軽い曲げ力を加えながらこの高温の水蒸気に当てます。

10秒くらい当てていると自然に曲がると思いますので、
その後すぐに水道の蛇口から出した冷水にさらして冷却します。
たったこれだけのことで、ツノの矯正が完了します。

ここで気を付けたいのは、プライヤーの曲げ力が強めに作用するツノのテール。
ここは、ハトメの位置でハトメを挟むようにすること。
そうすれば、プライヤーで挟んでいてもその力はハトメで支えられて止まり、
ツノの本体には及びません。
しかも、曲げ位置が後方に変位することになり、ツノのアクションも良好に矯正されます。

一方、胴側を挟むプライヤーには比較的力はかかりませんが、
プライヤーのギザがツノにつかぬようにビニールテープを巻いておけばよいでしょう。

あとは、やけどをしないように気をつけること。
また、笛吹ケトルは単にヤカンのようなものでもよいかもしれませんね。
プライヤーは、100均で売っているようなバネ付きの小型のものが使いやすいと思います。


後側のプライヤーはハトメの部分を挟みます。

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