(FAQ562)
雪代水
春には雪解けが始まり、流入河川からは冷たく濁った雪代水が湖に流れ込みます。
この雪代水は湖水の温度を下げるとともに、濁りによりトラウトの視界を悪くします。
湖水の温度が少しでも下がると、トラウトといえども活性が下がって口を使わなくなります。
逆に、例えば湖水の水温が2℃のような状況でも、0.5℃でも水温が上がれば入れ食いになるのですが・・・
さて、この雪代水。
夜のうちは雪が溶けにくいので、早朝は雪代水は少なめです。
したがって、勝負は明け方から午前10時ごろまでが有利となります。
あるいは、流入河川の影響を受けにくいポイントを攻めるかでしょう。
あと、例えば琵琶湖では、沖曳という漁師の網入れがあります。
これは、ビワマスのいる中層を巻き網トロールで曳く昔からの漁法です。
かなりの速さで曳くため網目が湖水を激しく撹拌し、曳いた後は湖水が細かく泡立つように濁ります。
一見して、湖水のターンオーバーと間違うこともあるでしょう。
いずれにせよ、濁りや冷水はトラウトの活性を下げるため、これらを避けるようにしてトローリングする必要があります。
雪代水で笹濁りのインレット。