Index
序章
レイクトローリングとは 7

第1章 基本編
Ⅰ.レイクトローリングの実際
簡単なレイクトローリング 8
一般的なレイクトローリング 9
進化したレイクトローリング 11

Ⅱ.レイクトローリングのタックル
1.レッドコアライン・タックル 13
レッドコアライン
リール
ロッド

2.ダウンリガー・タックル 17
ダウンリガーとは
ダウンリガーの使い方
ダウンリガーのメリット
①魚探とルアーの位置関係
②正確な棚取りとトレースライン
③手返しの早さ
④レッドコアタックルとの併用
ダウンリガー・カウンターの重要性
ダウンリガー用グラスソリッド

3.ソナー(魚群探知機) 25
GPS付きソナー
ポータブルソナー

Ⅲ.レイクトローリングのルアー 28
1.メタルスプーン
2.シェルスプーン
3.ツノ
4.ミノー
5.シンキングリップレスミノーとスイムベイト
6.ドジャー
7.カウベル

Ⅳ.レイクトローリングのテクニック 37
1.ストラクチャートローリングとオープンウォータートローリング
ストラクチャートローリング
オープンウォータートローリング

2.レイクトローリングのレンジとスピード 39
ストラクチャートローリング
オープンウォータートローリング
オープンウォーターのダウンリガー

Ⅴ.自分だけのフィールド 44
自分だけのフィールド1
自分だけのフィールド2
自分だけのフィールド3
自分だけのフィールド4

Ⅵ.マイボートの選択肢 49
1. カナディアンカヌー
2. 5馬力未満の小型インフレータブルボート(ゴムボート)
3.アルミジョンボート
4.ポーターボート
5. 10馬力大型インフレータブルボート
6.アルミVハルや和船のトレーラー仕様
7.バスボート、クルーザー

Ⅶ.船外機のトラブルシューティング 54
1.船外機のトラブルシューティング
2.船外機のトラブルシューティング2
3.ボートのトラブルシューティング
4.ボート装備について


第2章 応用編
Ⅰ.レッドコアライン 59
1.Full LeadCoreとSegmented LeadCore
2.ズル曳きとリップレスミノー
3.ズル曳き・ボトムタッチトレースのテクニック
4.レッドコアラインの沈降深度率

Ⅱ.ダウンリガー 64
1.ダウンリガーのアトラクター
UVライト
直づけフラッシャー
Black Box
インラインスピナー型フラッシャー
2.ダウンリガーのスタッカー
Ⅲ.その他のリグ 69
1.プレーナーボード
2.Dipsy Diver
3.ボトムバウンサー
4.スナバーズ

Ⅳ.湖流について 74
1.湖流の話
2.湖流の話その2
3.湖の冷水塊
4.真夏のシャロー

Ⅴ.ドジャーについて 78
1.ドジャーの威力
2.ドジャーとフラッシャー
3.ドジャーとスイベルチェーン
4.ヘリング・ドジャーとジェンセン・ドジャー
5.ドジャーとミニマムスプーン

Ⅵ.レイクトローリングのギヤ 83
1.タックルボックス
2.タックルバッグ
3.ネオプレンゴムの手袋
4.最強のクーラーボックス
5.根掛かり回収器

Ⅶ.テクニカルな話 90
1.同船者ばかりが釣れる不思議
2.拾ったルアーはよく釣れる
3.ボートのバランス
4.単独時のダブルヒット対策
5.リールのラインストッパー
6.釣りと天候
7.変化というキーワード
8.熊野式ダウンリガー
9.潜行板
10.バラシの防止方法
11.2度合わせの必要性
12.ボート走行とロッドキープ
13.ダウンリガーの当て木
14.ルアーアクションの安定性
15.ルアーアクションの実釣調節
16.ビワマスのレッドコアタックル
17.交換用スイミングフック
18.レイクトローリングの足回り
19.対流速度とルアーのアクション
20.ドラグのセッティング
21.風と波の話
22.複数のロッドの使用(レッドコアライン)
23.シェルスプーンのチューニング
24.夜光貝のシェルスプーン
25.アワビのシェルスプーン
26.夜光貝のタトゥーUV
27.根掛かりの回収方法
28.ボートの艤装
29.まじめな釣り場の話
30.マッチザベイト
31.ランディングネット
32.電動ダウンリガーのマウント
33.渓流釣りとレイクトローリング

Ⅷ.バラエティな話 128
1.池原のライフルマン
2.キャンプ用コンロ
3.野生の動物
4.虫の話
5.刺されたときの対処法
6.ヤマヒルの話
7.マダニの話
8.マムシの話
9.スモークサーモン
10.キャンプの焚き火
11.レイクトローリング・日中の過ごし方
12.パートタイム式キャンピングカー
13.単独行のススメ
14.1m10cmのサクラマス
15七色ダムのかんざし
16.山岳渓流の世界
17.梅干の効能
18アワビ貼りミノー
19.アメリカのレイクトローリング
20.アメリカのトローリング専用スプーン
21.米国人トローラーと日本人トローラーの目
22. アメリカのレイクトローリングボート
23. 五大湖のトローリングボートとタックル
24. 五大湖のトローリングボートとタックル2
25.カットベイトリグ

Ⅸ.My Favorite Lures 156
1.Paravan Buch Spesial(パラバン・バッハスペシャル)
2.Paravan Salamander(パラバン・サラマンダー)
3.ABU Toby(アブ・トビー)
4.Luhr Jensen Krocodile Spoon(ルーハージェンセン・クロコダイルスプーン)
5.Andy Reeker Trolling Spoon(アンディリーカー・トローリングスプーン)
6.Luhr Jensen Hus Lure(ルーハージェンセン・ハスルアー)
7.BlueFox Pixee(ブルーフォックス・ピクシー)
8.Helin Flatfish(ヘリン・フラットフィッシュ)
9.ラパラFJシリーズ
10.ラパラFシリーズ
11.シャローシャッドラップラパラ
12.フレクライトミノー
13.シルバークリークミノー
14.タイガーカブ
15.クリスタルミノー
16.ボーマー・ロングA
17.スピードシャッド
18.日本製高品質ミノー(シュガーミノー、ヴィクセン他)
19.レイクルスペシャル12g
20.タックルハウス・タックルスプーン、ツインクルスプーン
21.スミス・プリズナー


第3章 I'zShellCraftのタックル 171
1.ロッド
I'zShellCraft The FIRST
2.リール
I'zShellCraft Lake Troll 7000
3.ダウンリガー
Scotty10.50MPクランプマウント/スライドベースマウント
4.ルアーワレット
5.ルアー
ドルフィンシルエット
ウイングスリム
ウイングキール
ウイングキール・コア
MidgeTroll
ドルフィン夜光貝MidgeTroll
シェルのフラッシャードジャー
トローリング・スピナー
その他のルアー

あとがき 185
著者プロフィール 186

序章
レイクトローリングとは


レイクトローリングは、トラウトを対象魚とした湖水のトローリングで、欧米ではトラウト・トローリングやサーモン・トローリングと呼ばれています。

海のトローリングと同様に、ボートを低速で走らせながら仕掛けを流し、ラインの先端に付けたルアーで、岩魚やサクラマス、ビワマス等のトラウト類をヒットさせます。

キャスティングとの大きな違いは、ルアーを常に最適の深さで曳き続けられること、遙か沖合でも釣りができること、10m以深、約20~40mでもルアーを曳けること、
キャスティングができないような小さなルアーも使えること、ドジャー等のアトラクターが使えること、魚探が使えることなどがあります。

これだけのメリットがあれば、ヒット数が格段に多く、また、モンスタークラスのトラウトに出会う確率も高まることが理解できるでしょう。

私は、60㎝を超える岩魚やサクラマス、ビワマス、ブラウントラウトなど、キャスティングでは難しい多くのトロフィーサイズと出会うことができました。

もちろん、私よりも上手な方はたくさんおられます。
そんな人たちは、もっと大きなモンスターを釣られているはずです。

レイクトローリングとは、実にそんな凄い釣りなのです。