(FAQ91)
ダウンリガーのスタッカー
ダウンリガーにはスタッカーと呼ばれるシステムがあります。
通常、ダウンリガーではウェイトボール付近にリリースクリップをつけて仕掛けをセットします。
スタッカーは、これとは別に、もう1本のロッドの仕掛けをワイヤケーブルの任意の位置にセットし、
1基のダウンリガーで2本のロッドを使うことができるシステムです。
これには、写真のようなスタッカーリリースと呼ばれる、
2個のリリースクリップがワイヤで連結されたものを使用します。
スタッカーリリースは、一方のリリースクリップでワイヤケーブルを挟んで位置決めをし、
もう一方のリリースクリップでロッドからくるラインを挟むようにします。
これにより、1基のダウンリガーで、異なるレンジで少なくとも2個のルアーを曳くことができます。
さて、スタッカーをされる場合、ロッドは同じタイプのダウンリガー用グラスソリッドが良いと思います。
ロッドが何であれ、絡むことはないでしょう。
むしろ軽めのテンションでも良く曲がるロッドであることが重要です。
また、同じロッドの方が取り回しが良いと思います。
Cabelas Downrigger Fishing Techniquesより
オフショアのスタッカーリリース