(FAQ88)
浴室のエアコン
すでに家には何台もエアコンがありますが、さすがに浴室にはありませんでした。
シェルスプーンの製作過程において、粉塵の処理や防音のために、
私は原貝からの切り出しや最初のカットを浴室でしています。
冬場は集塵機の排熱が暖房の代わりになって良いのですが、
締め切るので、夏場は集塵機を廊下に出しても相当暑い思いをしていました。
しかし、先日ついに浴室に冷暖房のエアコンを設置しました。
今まで何で思いつかなかったのか不思議なくらい快適です。
外気温の上昇に時間的に追われることもなくなり、
また集中力や体力も維持できるため、処理するシェルスプーンの数も増えました。
いらん苦労をしていたんですねえ、この10数年間。
実に・・・
ドルフィンシルエット・パウアシェルもの凄い色
ルーターのシュノーケル
ルーターはシェルスプーンの仕上げには必須の工具です。
精密な物は1本10万円もしたりしますが、私は彫金をするわけではないので、
リョービのHR100を使っています。
価格も手ごろで、トルクもあり使いやすいのです。
ただ、このHR100。
軸受けが弱い上に冷却空気の吸引口も前すぎるので、
一瞬でも貝の削り粉が舞うとこれを吸い込んでベアリングが壊れます。
もう8台は壊したでしょうか。
そこで、冷却空気の吸引がなるべく後からされるように、
シュノーケルをつけてみました。
キャメルトロフィーなどで四輪駆動車がつけるあれと同じですね。
ペットボトルをカットして、前後に摺動可能に装着しています。
過去にはフィルターやカウリングなどを工夫してみましたが、
はたしてこのシュノーケルの効果は如何に。