(FAQ82)
レッドコアラインのご質問
「貴店取り扱いのカベラスレッドコアラインですが、
琵琶湖で使用するにあたり問題ないでしょうか?
あるショップではPEカバーのレッドコアラインを強く勧められるのですが、
価格も高くキンクもしやすいように感じます。
沈下する速さはやはりPEカバーのほうが有利でしょうか?」
さて私は、カベラスのレッドコアライン18lbを25年以上使用しています。
品質が良くリーズナブルな価格でとても良いレッドコアラインです。
琵琶湖では、私はカベラスのレッドコアラインを10色出しで使っています。
もちろん、何の問題もありません。
船速にもよりますが、15mくらい沈んでいると思います。
普段はこのレッドコアライン10色出しでロッドを2本、
ダウンリガー20mでロッドを2本出しています。
この6月のフィールドテストでは、どちらにも良くヒットしました。
魚がルアーより下にいても、
活性が高ければ垂直差が5m以上あったとしても容易にヒットするようです。
一方、PEカバーのレッドコアラインは、
ラインを細くしてリールを小さくできるメリットがありますが、
細い分切れやすかったりするようです。
琵琶湖はまだいいとしても、立木に擦られることの多いダム湖では12lbは容易に切れます。
沈降速度の問題は、同じメーカーのものを使い続けるということに意義があります。
違う太さや異なるメーカーの物を同時に使用していると、沈降速度で迷いが生じます。
同じメーカーのものをずっと使い続けていれば、
何色で何メーター沈んでいるといった確証が持てるようになるのです。
また、レッドコアラインは消耗品です。
私は1年か2年で巻き替えるので、カベラスの18lbがベストだと思っています。
200yd巻きは、もちろん100ydずつに分けて使います。
レッドコアライン10色出しで約15m、それより下のレンジはダウンリガーを使うべきでしょう。
下巻きのPEとの結束は、私はユニノットですが、本当はきちんとした編み込みが良いと思います。
カベラス・レッドコアライン18lb,200yd