(FAQ63)
Hybridのドルフィンシルエット
例えば日本アワビと夜光貝など、左右が異なるシェルで構成されたHybridのドルフィンシルエットです。

Hybridのシェルスプーンは、日本アワビやパウアシェル等の色模様があるシェルと、夜光貝や白蝶貝等のパールホワイト系のシェルを組み合わせています。

これにより、複雑な色模様があるシェルとパールホワイト系の派手なシェルが引き立て合い、互いの良さを際立たせるようにアピールすることができます。

また、右サイドと左サイドを異なるシェルで構成することにより、ウォブリングによる角度の変化で左右のシェルを交互に光らせることも可能になります。

その結果、湖水の水色や清濁、また早朝や薄暮、天候に左右されることなく、シェルスプーンの威力をオールラウンドに発揮させることができるのです。


一方、ドルフィンシルエットは、スプーンでありながら、ボディの中心を軸にヘッドとテイルを振るという独自のウォブリングをすることができます。

このウォブリングはスライドアクションも伴うため、ルアーは、連続するS字のように蛇行を繰り返す軌跡で水中を移動することになります。

水平面を一定の振り幅でジグザグに移動するこの動きは、逃げ惑うベイトの動きを自然に演出するとともに、遠くからでもよく目立ち、また波動も生み出すため、アピールやバイトを誘う点で非常に有利に作用します。


さて、Hybridの貝光とこのアクションを組み合わせたHybridのドルフィンシルエット。
Hybrid単体やドルフィンシルエット単体の優れた実績はすでに数多くあります。
しかし、両方の特性を併せ持つHybridのドルフィンシルエット、その相乗効果による威力は未知数であり、単体による過去の実績をも遙かに凌駕するでしょう。
Go Shop!


Index

Back  







Hybridのドルフィンシルエットと、シェル単体のドルフィンシルエット

ドルフィンHybridの難儀
ドルフィンシルエットは特有の円弧があるため、様々な制約を受け、そのHybridの製作には結構難しい問題があります。

そこで、ドルフィンシルエットHybridの製作過程をご紹介しましょう。

まず、Hybridのシェルスプーンは、左右のシェルを合わせる必要があります。
ここで、まず重要なポイントは、両方のシェルの円弧を合わせなければならないことです。

たいていはアワビ等の薄い方に合わせますが、このアワビの円弧に合う相手の材料選びが結構大変です。
(今までは、普通のシェルスプーンを作っていて、適当なものが出たときにHybridを作っていました。
最初からHybrid狙いで行くと、かなり材料が無駄になります)

次に、選んだ材料の接合部がぴったり摺り合うように削り合わせて接着します。
そしてその後、両方の円弧を調整しながら、限られた厚みの中で理想とする円弧に近づけます。

一方、ドルフィンシルエットのヘッド幅は、シェルの円弧や厚み(重さ)に左右されます。
例えば、浅めの円弧であまり幅を取ると回転しやすくなります。

また、単体シェルのドルフィンシルエットのように、自由に厚みが取れないことも制約の一つになります。
円弧をきつめに取りたいのは山々ですが、左右のシェルを合わせる構造上、前記したようになかなか思うとおりには行きません。
このように、Hybridのドルフィンシルエットの製作は、材料的にかなりの制約を受けるのが現状で、原貝を精査するなどさらなる精進が必要なようです。

Hybridのドルフィンシルエット。日本アワビ+夜光貝が2本、日本アワビ+白蝶貝が2本。      角度によって左右の光り方が変わります。