(FAQ523)
レッドコアラインのバックラッシュ
レッドコアラインは鉛の芯が入った針金のようなラインです。
このレッドコアラインがバックラッシュすると、
モノフィラメントの糸とは異なり、ほどくのがかなり大変です。

また、一度バックラッシュすると、レッドコアラインにキンクしたような癖がつき、
さらにバックラッシュしやすくなるという負の連鎖を招きます。

しかし、これを簡単に防止する方法があります。
リールのメカニカルブレーキをやや固めに締めておくのです。
どの程度締めておくのかというと、レッドコアラインを軽くツンと引っ張ったときに、
すぐスプールの回転が止まる程度というところでしょうか。

レッドコアラインを巻いたスプールは、かなり重くなっているので慣性がつきやすく、
これが原因となってバックラッシュが起こります。
すなわち、この慣性によるスプールの過剰な回転をメカニカルブレーキで抑制し、
レッドコアラインのバックラッシュを防ぐのです。

また、仕掛けを投入するときは、レッドコアラインを少なくとも1色水中に出し切るまでは、
ロッドがボートと平行になるように手持ちします。
こうすることで、レッドコアラインの抵抗を減じ、リリース速度とスプールの回転速度を安定させ、
バックラッシュを起きにくくすることができます。
(当然、サミングも必要です)

この方法に慣れてしまえば、
仕掛け投入時にクリックを入れるといった、面倒な作業もなくなると思います。

メカニカルブレーキ。LakeTroll 7000では、左右にあります。

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