(FAQ518)
フックを1本にするときの注意
I'zShellCraft のシェルスプーンやツノは、
シングルフックをツインで使用しているものが多いです。
しかし、それにはルアーアクションにおいての重要な理由があるのです。

2本のシングルフックを向き合うように装着すると、写真のように、
水滴のような形のシンメトリー(対称形状)の輪を形成します。

このシンメトリーのツインフックが、魚の尾びれのように作用し、
ローリングを抑制してルアーのウォブリングアクションに転化してくれるのです。



ところで、今年の琵琶湖は、シングルフックを1本だけ使用するルールです。
これに則しようとして、ツインフックの片方を単に外せばよいと思われている方がおられました。

しかし、ツインのフックを単に1本にしてしまうと、上記の理由により、
ローリングの抑制やウォブリングへの転化がなくなって、ルアーが泳がなくなることがあるのです。

サイワッシュフック8番や6番などの小さなフックを付けている、
50㎜くらいまでの小さなシェルスプーンは比較的泳ぐことができます。

これに対し、4番以上のフックを付けている、60㎜以上のシェルスプーンやツノは、
動きがおかしくなるか、全く泳がなくなることがほとんどです。

それでは、どうするか。
すでに3回ほど書いていますが、いらない方のフックを途中でカットするのです。
カットされたフックは、もはや釣り針ではなく、ウォブリングのためのバランサーとしてのみ機能します。

実際のフックをペンチで切断しても良いのですが、それはあまりにももったいないですね。

フックと同じくらいの太さの針金(鋼線ではない柔らかい針金)を買ってきて、
写真のように、カットするフックと同じ形に曲げて装着すると良いと思います。

是非、トライしてください。そして、浴槽でもよいのでスイムチェックをしてください。

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