(FAQ487)
リールのクリック機構
レイクトローリングに使用するリールには、クリック機構がついていることが多いですね。
このクリック機構は、バックラッシュを防ぐためにも使用されますが、アタリ待ちの状態で使用されることが多いと思います。
すなわち、魚がヒットしたときに、スプールが逆転することにより「ジ、ジーッ!」という音を発し、ヒットを知らせるのです。

ところで、このクリック機構。
2種類のセッティング方法があるようです。

一つは、ラインを出し終わったときに、クラッチを入れることなく、クリック機構だけを入れるセッティング方法。

もう一つは、クリック機構とクラッチの両方をオンにする一方、ドラグをゆるめて、スプールに作用する力に対応する
セッティング方法。

ところで、レッドコアラインを2色を出した場合と、10色出した場合とでは、スプールに残る糸の残量が異なります。
2色出しでは糸が多く残るため、スプールの巻き径は大きく、10色出しでは、逆に巻き径はかなり小さくなります。

てこの原理で、巻き径が大きい場合はスプールに作用する力は大きく、
逆に小さい場合はスプールに作用する力は小さくなります。

すなわち、前者のクリック機構のみのセッティング方法では、この巻き径の大小による、
スプール作用の力の差にうまく対応できない場合があります。

その場合は、クラッチとドラグを併用した後者のクリック機構のセッティング方法を利用します。
要は、ケースバイケースで、2種類のセッティング方法を使い分ければ良いと思います。

レイクトローリングリール、I'zShellCraft LakeTroll 7000

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