(FAQ48)
最強のクーラーボックス

私はフィールドテストのために数日現地でキャンプすることがあります。
そんなときに必携なのがクーラーボックスです。

山岳地帯で5月でも雪があるところは良いのですが、
6,7月になればそんなところもなくなり、氷の補給に苦労します。
また、キャンプに使うクーラーボックスはある程度の大きさが必要です。
なぜかといえば、容積の半分くらいは雪や氷を入れる必要があるからです。

私は一昨年までは、コールマンの40を使用していました。
しかし、1人でも小さすぎるのと、保冷力のなさ(せいぜい2日)にかなり不満を感じていました。

そこで、昨年手に入れたのが、同じコールマンのアルティメイトエクストリームです。
サイズはいろいろありますが、氷を入れて1人で持ち運びすることを考えると、
重さ的にも58QT(55リットル)を選択しました。

アルティメイトと称するだけあって、保冷力は実にすばらしいものがあります。
Specでは6日とされていますが、実際に使っていても上手に使えば5日は氷が持ちます。

これは今まで使用していたコールマンを考えると天地ほどの違いを感じます。
価格も、この大きさで、日本で買っても1万円ちょっとです。

キャンプに使用していても、1週間近く氷が保つクーラー。
コールマンが本気を出せばこうなるのだなと改めて思いました。

コールマン・アルティメイト・エクストリームシリーズ。
このクーラーボックスは絶対に買いです。

Coleman Ultimate Extreme 58QT

風呂マットで中敷きを作れば更に完璧

真夏のタクティクス
「本格的に真夏の高温期に入り、最近さっぱり魚からのコンタクトがありません。
このようなときの対処法はどのようにすればよいのでしょうか?」
というご質問をいただきました。

私は7月半ばに琵琶湖にフィールドテストに行ってきました。
夜中に豪雨が降ったのと魚探の調子がおかしかったので、魚の群れの位置がよくわからず、
20匹くらいしか釣っていませんが、ポイントに入ったときは連続してヒットがありました。
(ルアーは、ウイングスリムタトゥー超ケイムラ・レインボー蛍光赤のスライドバージョンと、
ドルフィンシルエットの同カラーとクリアオレンジ、MidgeTroll の同カラーとクリアオレンジが
頭抜けて良かったです。)

琵琶湖は夏場が一番良く釣れるので、他の湖とは一緒にはできないかもしれません。
しかし、まず魚のいる場所を探すのが一番大事であることがよくわかります。

例えば、このときの琵琶湖。
今年は雨続きなので、河川からの水が入りにくい場所。
琵琶湖には湖流があるので、どこそこの川の水は湖に入るとどっち側に流れる。
だから、このエリアはダメで、こっち寄りが良いという風に。

また、レンジがたぶん10m以下になるので、それを魚探できっちり探す。
そして、大事なのは冷水塊を持っている場所を捜すこと。

仮に15mのレンジを狙うとしても、湖底までの水深が30mしかないところと
60m以上あるところとでは、後者に魚がいる可能性が高いのです。
なぜかというと、後者は湖底に低温の水すなわち冷水塊を持っているので、
水温躍層ができトラウト系は比較的住みやすいのです。

そして、肝心なのはルアーです。
ずばりドルフィンシルエットとウイングスリムがお勧めです。
スプーンとは思えないクランクベイトに匹敵するウォブリングで必ずバイトを誘うでしょう。
(60mm,70mm,80mm,90mmクラスがいいと思います。)

ドルフィンシルエットは、先日追加でアメリカのフィールドテスターに送りました。
(ウイングスリムはすで送っていて、結果が出ています)
これらのルアーは、それくらい自信のあるルアーです。
あとは、10m以下にレンジが下がるとレッドコアでは攻めにくくなり、
ダウンリガーが圧倒的に有利になります。

ビワマスとドルフィンシルエット

オリンピックの話
盛り上がっていますね、オリンピック。
そこで、昔の飲み会での思い出話を一つ。

当時はベンジョンソンとカールルイスが渦中の人で、10秒の壁を破るとか、
世界最速はどちらかなどで話が盛り上がっていました・・・
そんな中つい私は言いました。

「せやけどな、なんぼカールルイスが速いか知らんけど、その辺の犬の方がよっぽど速いと思うで。
 追いかけられたことあるもの。
 下り坂のサイクリング車で55キロは出てたのに、平気でついてきたで。
 野犬が最後まで2匹。走りながら脚咬みに来るねん。
 対向車がきてぶつかりそうになったから逃げよったけど、危なかったわ、ほんま。」

「それからな、高校のときバイトで郵便配達してたら、前から犬が吠えながら走ってきよってん。
 ちょうどええタイミングやったから前蹴り出したったけど、かすりもせんかったわ。
 横のスライドが速い。やっぱりちゃうで。」

決してオリンピックを冒涜するつもりはありませんが、今でもこの思いは変わっておりません・・・
しかし、実際にカールルイスやボルト選手に追いかけられたら怖いでしょうね・・・

スイベルチェーン
例えば、琵琶湖ではレッドコアラインの10色出しが基本であり、
それを巻き上げるときも直進姿勢を保つためにボートは止めません。
長い距離を速い速度で巻き上げることになるため、
リーダーの先端に取り付けたドジャーはどうしても回転します。

ドジャーには一応スイベルがついているのですが、丈夫さ重視であまり機能しないため、
レッドコアラインを何回か出し入れするとリーダーがひどく撚れてしまいます。
そこで、良いターミナルタックルとしてスイベルチェーンがあります。
これは複数のスイベルを最初から連結したもので、アメリカ製でも日本製でもあります。

ターミナルタックルが増えすぎるのは好ましくないので、私はドジャーのヘッド側のスイベルを
ニッパーで切り取り、スプリットリングを介してこのスイベルチェーンを取り付けています。
スイベルチェーンは、もともとハードな回転に対処するために作られているので、
これでドジャーによるリーダーの撚れはほとんど解消されます。

アメリカでは、J-PLUGにも使用されていますね。
スイベルチェーン、かなりお勧めです。

上が日本製、下がアメリカ製。3連から6連まである。

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