(FAQ449)
花粉飛散防止剤
ネットでスギ花粉を調べていると、花粉飛散防止剤なるものが
開発されたという朝日新聞の記事を発見した。
要するに、微量のサラダ油を混ぜた溶液を、夏から初秋にスギの若い
雄花に吹きかけると雄花だけが枯れ、翌春に飛ぶ花粉が9割も減らせたという。
最終的には、天然油脂由来の界面活性剤(石鹸水のようなものか)を
主成分とするスギ花粉飛散防止剤を開発した。
林業試験場で効果や環境への影響を調べ、農薬として正式登録した。
開発者の小塩教授(東京農大)は「自然にも体にもやさしい薬剤です」という。
同教授は25年以上前から、試行錯誤を重ねてきた。
粘り気ある液体で花粉を固めようと、松ヤニや海藻のヌルヌル成分「アルギン酸」などに、
雄花を漬け込んだ。
花粉は固まらなかったが、サラダ油に漬けた雄花が枯れた。
微量のサラダ油を混ぜた溶液をヘリコプターでスギ林にまく実験で効果を確認した。
この記事は、2019/2/5、すなわち今年のものである。
私も常々、糊を薄めたような液体を散布すれば?と考えてはいましたが、
東京農大の教授によるこの花粉飛散防止剤は確実そうです。
是非、一刻も早く実施してほしいものです。
こんな魚が待っているというのに・・・