(FAQ43)
I'
zShellCraftのウイングルアー

例えばレッドコアラインで流していて、ロッドに手を触れた瞬間にヒットしたということはありませんか?
私は何度も経験があります。

レッドコアラインにフロロカーボンのリーダーをセッティングしていると、
ライン自体の伸びはほとんどありません。
ロッドのわずかな動きがラインを介して、ルアーにダイレクトに伝達されるのです。

このような状況で、よりヴィヴィッドに反応するルアーを使っているとどうでしょうか。
I'zShellCraftのウイングルアーは、わずかなテンションの変化に反応し、
そのアクションを微妙に変化させることができます。

このアクションの変化は、チェイスしているモンスターをバイトにまで惹きつけることができるのです。
シェルスプーンは軽いので、比較的軽妙なアクションを得意とします。

とりわけ、I'zShellCraftのウイングルアーは、頭部を理想的なデザインで幅広にもうけているので、
わずかなロッドの動きにも反応し、
そのアクションを微妙に変化させることができます。

トローリング用でありながら、演出の幅が実に奥深いルアーなのです。
すれたモンスターに是非お試しください。

I'zShellCraft ウイングルアー黒蝶貝超カラス色

北の湖のタクティクス2
さて、日本で最も資源に恵まれている北海道の湖向けのタクティクス、
その続編(シークレット)を惜しみなくお届けしたいと思います。

同じ日本と言えども、ここは日本?と思える広大な面積の湖があり、
芦ノ湖や中禅寺湖とはまた違ったアメリカンなアプローチで
超大型のトラウトを狙うタクティクスが有効な場合があります。

どこの湖とはあえて記しません。北海道の大きなカルデラ湖での話です。
そこは超大物のレインボーがいるのです。大物は70cmを超えます。
その魚体の美しさ、ワイルドさから、ダイアナと呼ばれて熱狂的なアングラーが
空路を使って通いつめるほどです。


そういった湖で遠浅の中ノ島があり、
いわば
洞爺湖のようなドーナッツ状の湖になっています。
そのドーナッツの中心部分に通常の日本では考えられない遠浅の広大な
トラウトのフィーディングスポットが6月~7月に形成されるのです。

ベイトはトン魚と呼ばれるトミウオの仲間です。そして洞爺湖との違いは、
そこが禁漁区として設定されていないということです。


問題は、広大な遠浅のため、舟のエンジン音や引き波、
魚探の発信音から遠くにリグを飛ばして、ロープレッシャーで超大物を狙いたい、
その点につきます。

そこで使うのがプレーナーボード
リグを反時計回りで中ノ島を狙うなら左舷片方に2本出しでリグを飛ばして、
それで島を周回するのです。


このように、場所によって、
 レイクトローリングにおけるメッカといわれる芦ノ湖や中禅寺湖で
一般に使われていない米国のタクティクスを応用して大物をとらえる。

常の既成概念にとらわれず、場所にあわせて適材適所でリグを選択する。
リールはABUがかっこいいとか、ロッドは高いほうがいいとか、
いわゆる見かけだけのカッコよさにとらわれることなく、
実質本位の釣りの醍醐味を堪能すべきであると私は思うのです。

プレーナーボード

巨大ワイルドレインボー

和竿の凄さ
現在、私はI'zShellCraftのレイクトローリングロッドの最終的な詰めで、あらゆるロッドをテストしています。
ルアーロッドはもちろんのこと、石鯛竿や上物竿、投げ竿、船竿、etc.です。

ところで、これらのロッド、特に昔のものをテストしていて思うのは、
日本の竿は実に丁寧に作られているということです。

また、ガイドのない竿、ここでは和竿と呼ばせてもらいますが、実はこの和竿もテストしています。
鮎竿、鯉竿、へら竿、渓流竿。
これらの和竿は非常に薄いブランクで、しかも継ぎ数も多い振り出し竿ですが、実に美しい円弧を描いて曲がります。

私が現在住んでいる橋本市は、偶然なのですが大手2社くらいの釣り竿の工場があります。
また、へら竿の里としてもよく知られているようです。
一度見学してみたいとは思っているのですが、結構なシークレット技術があると思われるので難しいでしょう。

例えば振り出し竿(テレスコピックロッド)は、すりあわせやバランスが製造上かなり難しく、
海外製品でも一応存在はするのですが、日本の鮎竿のような精妙なものは皆無です。
多継で長尺の振り出し竿でありながら、ワンピースのような美しい弧を描く和竿は凄いと思います。

I'zShellCraftでは、この和竿を含む様々なロッドの長所を取り入れた、
リーズナブルなレイクトローリングロッドの製作を目指しています。

軽いけれど、硬すぎるカーボンのようにはじかず、ティップは細く柔軟で粘いロッド。
磯竿や鮎竿のように深く曲がってタメが効くロッド。
このような理想のレイクトローリングロッドを目指しています。
お届けはたぶん5月頃になると思いますが・・・

これは35年前の銘竿、Daiwaの石鯛竿

ピカール・ネリの威力
無垢のシェルスプーンは、水を吸うと良い色に変化するので、
私は基本的にはコーティングを施していません。
そのかわり、無垢のシェルスプーンは、湖水の性質で表面が酸化して白濁することがあります。

釣り場でも布で拭いて磨いたりしますが、
基本的なメンテナンスは家に帰ってから次の釣行までの間に行います。
シェルスプーンと一緒にお送りしている取扱説明書にも書いていますが、
表面の白濁をきれいにするにはコンパウンドで磨きます。

超おすすめは、「ピカール・ネリ」。
ピカールという金属磨きは有名ですが、このピカールにコンパウンドを配合して半練り状にしたものです。
このピカールネリをタオルのような布に付けて手で磨きます。
タオルでなくても布であればいいのですが、
ティッシュは木質で繊維が硬いのであまりお勧めしません。

ピカールネリにはコンパウンドが入っているので、シェルスプーンに付けて2、3回擦るだけ。
手磨きでも一発でピカピカになります。
ピカール・ネリ」これが安いしベストです。Googleで検索してみてください

ピカール・ネリ

船検の恐怖
この世にいらない物はたくさんあると思いますが、
「いらん!」と大阪弁で今はっきりと言えるのはこれしかありません。
しかも、「いらん」のに罰則が凄い。

昔、友人が新潟の海でボート釣りをしていて、海上保安庁に捕まったことがあります。
5馬力のゴムボートでしたが、船検を受けていませんでした。
気の毒にも彼は、当時で20万円ほどの罰金を払わされました。
現行の規則では、「1年以下の懲役又は50万以下の罰金」

私は「懲役」や「50万円の罰金」を食らいたくはないので、近日中に船検に行かねばなりません。
カートップできる12feetのシーニンフと9.8馬力の船外機。
こんなものに「船舶検査」が必要なのは、世界中を探してもこの国だけでしょう。
なお、「船検」の真の存在理由を知りたい方は、検索でWeb等をご一読ください。

琵琶湖で乗るために・・・

郵便について
先日、配達員が郵便物を盗んでいたというニュースを見ました。
しかし、これは実にレアなケースだと思います。
(実は学生時代に郵便配達のアルバイト経験がある)

私もルアーの発送を郵送に頼ることが多いので、ついでに思うことを書いておきます。
定形外普通郵便。これはお客様のご希望で最も多い発送方法です。

過去10年をこえる長い期間で、「不着事件?」が3回だけありました。
私はそのたびに郵便局長にお願いして、最終の配達員の方にまで問い合わせをしていただきました。
(郵便物は紙管で封筒の下部が膨らむので、配達員の方も良く覚えておられます)

そして「不着事件?」の結末は?
3件とも配達は完了していたようです。

1件は、会社気付で社内の取り次ぎが悪かった。
1件は、家族間の取り次ぎが悪かった。
1件は、宅配ボックスに入っていた。

「不着事件?」はご本人が受け取られるまでに、ワンアクションが入ったときに起こっています。

定形外普通郵便は、たった120円でネットの買い物をすましているのです。
送料が安い分だけ、受け取られる側にも相応の注意をしていてほしいと思うのです。

起こりうるワンアクションを常に予想する。
よく注意して届くまでは何度もポストを見る。
性格的に雑にならない。

ちなみに私は「不着事件?」の度に損失補填のルアーを差し上げていましたが、
正直いって、気持ち的にも大変疲れるのです・・・

船検合格
船検には無事合格しました。
往復3時間超の走行とガソリン、大枚2万円以上を支払って。
また、譲渡書のない中古のシーニンフだったので、連帯人の実印と印鑑証明付きの申立書が必要でした。

さて、船検には法定備品というものがあり、船舶に積んでおかねばならないとされています。
ライフジャケットをはじめ、結構たくさんあります。
しかし、消火用赤バケツや救命浮環など、狭いボート内では蹴躓いたりする恐れがあり、邪魔になって
かえって危険なものも含まれています。

最近、3m未満で2馬力以下の船外機のボートは最近免許不要艇となっていますね。
もちろん船検も不要です。
私としては、少なくとも手こぎで帰ってこれる個人所有のボートには、船舶検査など必要ないと思うのです。
3年後には中間検査ということで、またお金を持ってはせ参じなければなりません。

この船検という制度は現行にそぐわないのみならず、
ボート業界やフィッシング産業の足を思いっきり引っ張っていると思うのですが・・・

新艇? I'zShellCraft

クワガタ発見
まだ6月の1日ですが、自宅の玄関先でクワガタを発見しました。
越冬した個体ではなく元気な今年生まれです。
最近は、老猫の病気や未入金騒動、Yahooからの過剰な請求などで
かなり疲れていましたが、元気をわけにきてくれたのでしょうか。

ナイフについて
昔サバイバルナイフによる事件があり、それ以来ナイフというものが毛嫌いされているように思います。
しかし、ナイフや包丁、鉈といったはものは言うまでもなく無くてはならない優れた道具であり、
私は釣りやアウトドア、キャンプで愛用しています。

例えば、山岳の渓流釣り。熊が出る可能性もあります。
ツキノワグマなら体重は80キロ位なので、鉈を持っていればこちらの命を落とすことはまずないでしょう。
北海道の200キロを超えるヒグマでさえ、昔のアイヌの猟師は、
鉄砲が使えない状況では「サスガ」と呼ばれる「剣鉈」のような刃物で命を守っていたそうです。

さて、今の日本・・・
カナヅチやドライバーでも使い方次第では事件にもなっていますね。

せいぜい魚をさばく程度の大きさのナイフ。
私は、一人1本は身につけていてほしいと思うのです。
料理やキャンプにも使用しますが、船上の緊急時にロープを切断したりもするので、
いざというときに自分の身を守ってくれます。

私は、「アブナイ」とか「キケン」とか称して刃物を遠ざけ、
いざというときにナイフ1本扱えなくするような今の風潮こそ危惧すべきだと思っています。

とても美しいカーショウのナイフ

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