(FAQ413)
ベアリング交換
ベルトサンダーが耳栓を必要とするほど音がうるさくなったので、
思い切ってベアリング交換をすることにしました。

プーリー側のみをとりあえずベアリング交換をしたのですが、
やったこともないので大変苦労しました。

まず、プーリーを軸から抜くのに、
写真左のベアリングプーラーという器具が必要です。
このベアリングプーラーのアームの爪をプーリーの奥側にかまして、
プーラーのボルトを締め付けます。
このボルトの先端が、ベルトサンダーの軸を押すことによって、
アームを手前に引き寄せてプーリーを抜き取ります。

次に、ボールベアリングが嵌ったままのプーリーから
ベアリングを抜かねばなりません。
これには、写真右のパイロットベアリングプーラーという、
ベアリングに内掛けする別のプーラーがいるのです。

これをアマゾンで急遽手に入れましたが、12㎜の穴に入るはずの
内掛けアームが15㎜のベアリング穴に入りません。
アームを細く削りましたがダメで、結局3本アームの2本のみを挿入して
無理やりベアリングをチャックし、プーラーのボルトを回して引き抜きました。

あとは新品のベアリングを圧入するのですが、外側のリングのみを
たたかないとベアリングが壊れるので、これにも苦労しました。

ベルトサンダーにこの組みあがったプーリーを圧入し、テスト運転。
なんと、びっくりするほど静か回るではありませんか。
部屋には防音を施しているとはいえ、間近で騒音を受けていた私・・・
シェル製作で、最近疲れやすいわーと思っていましたが、
やはりこいつのせいでしたか。
明日からは楽になると思いますが、ベアリング交換も疲れました・・・

左が外掛け式のプーラー、右が内掛け式のプーラーです

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