(FAQ404)
幻のビワマス80㎝

私の先輩格の友人の話です。

夏場に、今津あたりからシーニンフ12Kを出して、沖へと向かいます。
エンジンは、4ストロークの3.5馬力。
2人乗りでもプレーニングするとのことです。

仕掛けはオモリ・リグで、100号のオモリでルアーを沈めます。
魚探は無しで、20~30mラインを出しながら、その日のレンジを探ります。
琵琶湖にアレンジしたダム湖仕込みのシンプルな釣り方です。
オモリ・リグは、タナさえつかめば手返しも早く、魚にも気取られにくいようです。

さて、なんとなくいつものコースを流していたところ、いきなり根掛かりのようなアタリ。
ロッドがホルダーから抜けません。

しかし、100号のオモリがついているものの、
ラインアウト量はレッドコアラインより遥かに少ない20~30m。
ラインを切られさえしなければ、ばれる確率は低めです。

何分かかったかわかりませんが、ようやく水面まで上がってきたそうです。
見ると、80cmはあろうかというサケのような巨大なビワマス。
長い時間かけたので、水面を漂うような少し弱った状態です。
慌てさえしなければ・・・

しかし、ネットを持った相方がビビっていました。
魚が寄るのを待ちきれず、ネットを入れてしまいました。
ネットも小さかったのでしょうが、ルアーのみをランディング。
よくある話です・・・
巨大なビワマスは、ゆっくりと泳いでボートから離れていったそうです。

大魚をばらしたと話す人たちに、私は気軽によく言います。
「リリースしたと思たらええやん」
しかし、この場合は・・・
よう言いませんね、私。

これはミシガン湖のブラウントラウトですが、これより大きかったのではないでしょうか。

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