(FAQ39)
セグメント・レッドコアライン

一般に使用されているレッドコアラインシステムはフルラインであり、
レッドコアラインを100yardくらいリールに巻いています。

これに対し、セグメント・レッドコアラインは、例えば、100~200yardの
バッキングラインの先にレッドコアラインを1~4色分連結するような簡易な
レッドコアラインシステムです(FAQ6のFull LeadCoreとSegmented LeadCoreも参照)。
簡単に言えば、バスタックルのモノフィラメントの先端に短いレッドコアラインを付けたような
入門者向けともいえるラインシステムです。

しかし、このセグメント・レッドコアラインは、
例えば早期のレイクトローリングにおいては強力な武器となるのです。

早期のレイクトローリングでは、魚が2~4色で出ることが多いので、
適量のレッドコアライン量、そして軽いタックルでまかなえるというメリットがあります。
また、レッドコアライン量が少ないとスプールの回転がスムースになり、ルアーが小さくても
ラインリリースを円滑に行い、手返しを速くして効率的にトローリングをすることができます。

しかし、セグメント・レッドコアラインの威力はこれにとどまりません。
時期にも関わらず、レッドコアラインを10色出すような釣りで、そのロッドとは別に、
このセグメント・レッドコアラインのロッドを併用します。

セグメント側はレッドコアラインを例えば4色巻いておき、これをバッキングラインを含めて
100yard出したとします。
セグメント側はレッドコアラインが4色しかないので、フルレッドコア側がロッド付近から沈むのに対し、
かなり沖側に離れてから沈みます。
この沈み方の違いは、両者のラインが深さ方向に重ならず、絡みにくいというメリットがあります。

さらに、沖側に離れて沈むセグメント・レッドコアラインは、ボートがカーブしたときに
フルレッドコアとは異なる軌跡でトレースされます。
すなわち、セグメント側はフルレッドコアとは異なるトレースラインでルアーを曳くことができるので、
両者を併用することにより平面的にも広い範囲を探ることができるのです。

ダウンリガーと併用すれば、ロッド6本出しも容易になりますね。

なお、セグメント・レッドコアラインは、バッキングラインは4~5号を適量、
リーダーは4号10~20mくらいをそれぞれ巻回することをお勧めします。
また、バッキングラインにPEを用いると、ラインを細くできるので
レッドコアラインの沈みを深めにすることができます。

セグメント・レッドコアに最適なハイギヤード・シマノTITANOS GT3000

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ダウンリガー
ダウンリガーはお持ちですか。
まだならカウンターは必須です。

ボートの上は狭く、また揺れているので、
スプール一回転で1フィートというような計算をしている暇はありません。

せっかく正確な棚とりができるダウンリガーです。
純正のカウンターできっちりと棚とりをしましょう。
魚探でウェイト(錘)を確認すれば、カウンターがいかに正確かわかります。

ウェイトボールは10ポンドか8ポンド、電動か手動で使い分けます。
リリースからルアーまでの距離は、琵琶湖では4m弱です。
あまり長いと、せっかく魚探でサーチした魚からルアーが離れてしまいます。

Scotty 1050 Depthmaster Manual Downrigger

アクティブ・プレーナーボード
プレーナーボードはご存じでしょうか?
縦に浮く浮板状のもので、ボートが引っ張ることにより舷側から側方に離れてゆき、
仕掛けを40m以上離れた位置まで運んでくれるトローリング・アクセサリです。
Yellow Bird Side Planersが有名ですね。

ところで、YouTubeでおもしろいものを見ました。
http://www.youtube.com/watch?v=Ei9y_Ym37cA&feature=related

これは、非常にアクティブなプレーナーボードですね。
実船から操作して、ワンドの奥などを探れそうです。

Yellow Bird Side Planers

ダウンリガーのロッド
ダウンリガーで使用するロッドは、6~7フィートかその前後のものが使いやすいと思います。

一方、ロッドの長さがアバウトな反面、ロッドのアクションは意外と重要です。
よく曲がる柔らかいロッドが適しているのです。

その理由は、ダウンリガーでは、ウェイトによってラインがほぼ真下に引き込まれた状態でセッティングされるため、
穂先がこれに追随して水面に向くくらいのアクションが良いのです。

また、リリースクリップとの間の糸ふけを取るために、ラインはぎりぎりまで張った状態にしますが、
このとき硬いロッドであると、ボートの揺れなどでラインがリリースクリップから外れてしまいます。

そして、大きく曲がってセッティングされたロッドは、魚がかかってラインがリリースクリップから外れたときに、
矢を放った弓が戻るように復元して自動的に合わせをしてくれるのです。

このようなダウンリガーに適したロッドは、ライトジギング等、
最近出てきた海のライトタックルと称するロッドの中に見いだすことができます。

見た目では、ガイドが短い間隔でたくさん付いているので、見当がつくでしょう。
ロッドのアクションは、例えて言えば、筏のチヌ釣りの竿に似た感じになると思います。

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