(FAQ361)
ロッドホルダー
かつて私は、池原ダムや坂本ダムなど、ボートの上げ下ろしが非常にきついダム湖を中心に
レイクトローリングをしてきました。
3.5馬力のゴムボートで、底板を抜くくらい艤装を省略し、燃料タンクもシンナー缶にするなど、
果てしなく荷物の軽量化を図ります。
当然、ロッドホルダーなど考えたこともなく、釣るときはボートのエアチューブにロッドを乗せるとともに、
足首の裏に竿尻を引っ掛けるようにして、ロッドを支えていました。
ゴムボートのエアチューブは弾力がある上に素材もゴムなので、ロッドが傷つくこともなく、
また、アタリも脚でとれるなど、これはこれで多くの利点がありました。
一方、琵琶湖でレンタルボートを借りるようになってから、この認識が変わりました。
まず、ボート速度。船外機が30~40馬力はあるので、時速40km近く出るでしょうか。
移動時は、ロッドホルダーにロッドを立てておかないと、デッキでロッドが飛び跳ねます。
船体は硬いFRPがむき出しで、しかも段差があります。
バスボートのようなフラットデッキでもカーペット張りでもありません。
ロッドをデッキに置いたまま、うっかり高速走行してしまうと、
ロッドは段差にガイドが引っ掛かる位置にずれ、その状態で振動を繰り返します。
レッドコアラインを巻いたリールは重く、このリールの重量もロッドの振動に加算されます。
段差に引っ掛かったガイドは、硬いFRPにロッドの振動数だけ打ち続けられています。
そして、やがて知らぬ間にガイドが割れているという悲惨な事態を招くのです。
ロッドホルダー。
ルアーを曳く時に使用すると考えがちですが、実は、移動時など高速走行をする時にこそ必要なのです。
例えば、海の船釣りの乗合船で、移動時にロッドをデッキに寝かす人はいませんね。
ボートが小さいレイクトローリングでは、ついロッドをデッキに置きがちになりますが、
移動時など高速走行をするときには、ロッドは必ずロッドホルダーに立てましょう。

筒状のホルダー本体は縦方向に首振り可能です。ボート走行時はこのホルダー本体を縦にします。