(FAQ196)
ダウンリガー・リリースクリップのワイヤ長
ダウンリガーは、ブームの先端からウェイトボールを吊り下げ、
このウェイトボールを上下動することによって、ルアーのタナをコントロールします。
ウェイトボールには、リリースクリップが装着され、このリリースクリップには、ロッドからのラインが挟み込まれます。
リリースクリップは、ワイヤを介してウェイトボールにつなげられていますが、
市販のままではワイヤの長さが足りないため、ラインを挟むセッティングの際には、
ウェイトボールをいちいち船内に取り込む必要がありました。
ウェイトボールは3、4kgもあるので、この作業は結構やりにくく面倒なものでした。
一方、ダウンリガーを使い慣れてくると、吊り上げたウェイトボールと自分自身との距離がわかってきます。
そこで、リリースクリップのワイヤを、ウェイトボールはそのままの位置でリリースクリップだけを回収できる長さに作り替えます。
あとは、1mくらいのボートフックのようなものを自作し、ワイヤを引っ掛けてリリースクリップを手元に回収するようにすれば、
ウェイトボールを触ることなくラインのセッティングができるようになります。
また、リリースクリップのワイヤは、
ホームセンターで1mm弱のワイヤとかしめ止用のスリーブが販売されているので、簡単に自作することができます。
必ずしもワイヤである必要はなく、太めのテグスでも作れます。
自作の引っ掛け用フックです。