2度合わせの必要性

ルアーキャスティングでも同じですが、2度合わせはフッキングをモドリ針まで確実にするために行います。
レイクトローリングでもキャスティングでもアタリはロッドに現れ、通常はこれに対応すべく反射的に合わせを行います。

しかし、これだけでは向こう合わせとなって掛かりが浅い場合があり、掛かりどころによってはよく外れます。
そこで、ロッドをしっかり手に取ってから、2度目の合わせを行います。

合わせのタイミングは特に重要ではありませんが、リールを巻いてラインを張りながら確実に行うようにします。
魚が大型のときには3度目の合わせをするときもあり、また、ミノーを使用している場合は、テールのフックがエラに
かかるようにする目的もあります。

反面、レイクトローリングは巻き上げ距離が長いので、余り合わせをくれすぎると、口切れしたりフックの穴が大きく
なったりして、逆に外れやすくなる場合があるのでケースバイケースで対応する必要があります。
(FAQ17)
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クリスタルミノー

ヨーヅリのルアーで、ボディサイドにレンズ状の反射板を備えています。

反射板は嵌め込んだようにも見える厚みを備え、そのホログラムカラーがシェルのように虹色に
光ることによって、サクラマスやイワナ、シーバスなどを魅了します。

このミノーの蛍光赤系で、低水温時のトローリングに非常に効果があったことを思い出します。
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レイクルスペシャル12g

レイクルスペシャル12gは、アピール力が欲しいときに有効な大きさであり、しかも薄手であるため、大きさの割に低速でも細かく
ウォブリングし、高速になっても姿勢を崩さず安定して泳ぎます。

解禁初期の低水温時は、レイクルスペシャルのような派手目のホログラムカラーが良いときがあり、安価なこともあって、
根掛かり覚悟のボトムトレース用に多めに購入しました。

カラーについては、蛍光赤系、赤金などの反応カラーが低水温時のまだスレがない頃に有効であり、また、グリーンやブルー系は
ややスレ始めた頃に有効だと思います。
ベースがシルバーかゴールドかは、その日の天候や水色等のコンディション、まあ要は使ってみて決めます。

なお、レイクルスペシャルについて、12g以外は試していません。
ブレードが厚いスプーンはキャスティング用として飛距離を出すには有利ですが、重すぎて低速時に泳がないものもあるため、
通常のレイクトローリングには不向きだといえます。

ラッキークラフト・ワンダー/ジャッカル・マスク

このタイプのシンキングリップレスは、京都の独創的なカスタムハンドメイドプラグビルダー
として知られる
SUM LURESJIG MINNOWがオリジナルで、スラッゴーのようなスイミング系
ノーシンカーワームのアクションをハードベイトで再現する
、というコンセプトの元に開発
されたものです。

そして、威力が認められ、市販マスプロモデルとしてこれらのルアーが作られたようです。


元々はバス用でしたが、シーバスでも人気商品となりました。トローリングでも、ウォブリング系
のリップ付きプラグで沈黙した時、思い出したように使うと、期待に応えてくれる事もありました。

ダウンリガーとGlow(蓄光)系のJ-PLUGの組み合わせで
60ft超のディープを狙うのが近年の使い方

塗膜がやや弱いのが欠点、3匹くらい釣ると剥げてくる

アイマコモモ 125SF

国産のシーバス用キャスティングルアーとして一世を風靡したフローティングの
リップレスミノーですが、トローリングでも結構使えるようです。

本来は、サブサーフェス(水面直下)をゆっくり引いて来る、という用途で使用しますが、
トローリングで使用した場合、意外にスピード耐性もあり、また、リップ付きミノーの
ウォブリングと違った、ローリングを交えながら左右にゆらめくような独特のアクション
が効果的な場合もあるようです。

短時間のスポット的な使い方ですが、ダム湖・天然湖を問わず、魚種もサクラマス、虹鱒、
そしてブラウンも釣れるので一定の効果はあるようです。


最近は後発メーカーが増えてきており、この形状のルアーの選択肢も増えたようです。
右下写真はフラットフィッシュとならんで米国レイクトローリングプラグの生きた化石
ともいえるJ
-PLUGですが、原理は似ています。

フラットフィッシュ Part2 

既にご紹介したフラットフィッシュですが、続編としてチューニングについて書きます。

フラットフィッシュは1930年代にミシガン湖近くのデトロイトで生を受け、
以来本場でサーモン、トラウト用のトローリング用定番ルアーとして、今日まで使われ
続けているルアーです。

ケータイや家電、PC用品、トローリングでは魚探など、壊れてもいないのに
3〜4年で流行遅れとなって使い捨て
する電化製品さえある日進月歩の現代で、
70年生き残る商品の存在は驚異
ですらあります。


日本ではアワビシート貼りによるチューニングが定番なことは既に記述しました。
米国にもフラットフィッシュのチューニング方法があることを知りましたので、
ご紹介します。

フラットフィッシュ=デッドスロートローリング用のルアーという認識が一般的で、
これは正しい使い方と思いますが、湖沼面積が大きい米国では、アイチューンを施した、
ハイスピード対応の大型フラットフィッシュを使用することが行われているようです。

具体的には、大きめのサイズのT-4をベースにして、裏面のフック取り付け用アイを
中心線と正確に同じ方向に合わせ、表のライン取り付け用アイをルアーがまっすぐ泳ぐ
ように左右に微調整する、というごく当たり前なものです。

しかし、このチューニングを上手に施した
T-4は、3マイル(4.8km)近い
スピードまでのトローリング
に対応できるとのことです。

    シュガーミノーとシュガーミノースリム         ディープミノーの傑作 シュガーディープ 
    スリムは竿を煽るとダートしやすい
          赤金は早期の定番

My Favorite Lures 6


日本製高品質ミノー(シュガーミノー、ヴィクセン、他)


キャスティングのトラウト用ミノーで、日本製市販ルアー>輸入市販ルアーという優位性が
完全に定着したのは、これらのルアーの登場以降だったと思います。初期の日本製ミノーの
品質を考えると、信じられないほどの進化です。


重心移動による圧倒的な飛距離と、日本製らしい精緻な塗装、流速があるところでも使用できる
極めて安定したタイトなウォブリングで、使いやすく、対象魚を選ばず釣れるルアーです。


ただ、あまりに評価が高く、一時期選択する釣り人が非常に多かったため、多くのルアーキャスティング
釣師がいるような湖では、形状やアクション共に既に魚に学習されてしまっているのでは?
という不安感もありました。

キャスティングでは、ストップ&ゴーやトイッチングなど、イレギュラーなアクションを与えてある程度
誤魔化す事が可能ですが、特に、トローリングでは、棒引きで小手先の技が通用しないので、バランスを
崩しにくい安定したタイトなウォブリングが裏目となる事も考えられます。

よって私は、魚がスレていると判断した場合には、シェルスプーンや少しコンセプトが変わっている
プラグ、或いは自作ハンドメイド
などを状況に応じて試しています。

スピードシャッド

ボーマー社の古くからのルアーで、シャッドタイプのシャローランナーです。
大きなハート型のリップにより、強烈なバイブレーションを生み出します。

昔話になりますが、黎明期の池原ダムや七色ダムでは、このスピードシャッドかジョイントラパラを
持っていれば、1日中バスを釣ることができました。

ただ、カーブしながら飛ぶので、ポイントに決めるのが至難の業でしたが。
ロングA

ボーマー社・モデルAのミノー版ですが、他社のミノーとは一線を画するような独特のアクションをします。
ぎりぎりまでアイに近づけたリップを備え、このリップを支点として、ボディを左右に大きくスイングするように、
非常に大きなウォブリングをします。

また、内蔵する反射板をこのスイングによって光らせ、派手な動きと共にトラウトやバスにアピールします。
ショートビルの14Aがトローリング向きで、個人的には、レッドヘッドカラーが好みでした
Go Shop!


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最近はアワビ貼り仕様のワンダーも市販されている。\1890とそこそこリーズナブル

各色フラットフィッシュ 定番品に豊富なカラーを設けることは、
魚がスレることに対抗する手段。

腹のアイが曲がっていると
真っ直ぐ泳がないので直す