(FAQ162)
スイミングフック

琵琶湖のプロガイドやオーナーボートの方とお話ししていると、フックにも当然工夫されているのがわかります。

特に小さなスプーンには、自家製のスイミングフックを使うことが多いようです。
その理由の一つは、アイの糸が屈曲しバレにくいことですが、これは以前書きました。

それ以外にも、フックの形やサイズを自由に選択できること。
そして、シャンクに相当する部分が糸なので軽くできること。

また、琵琶湖は根掛かりがないので、針先が鋭い餌釣り針を劣化の心配なく使えること。

さらに、同じチヌ針タイプを使うにしても、太軸/細軸、赤/黒/金/銀等の色の選択が自由にできること。

アイの糸にも色や素材、長さの選択肢があることなどが挙げられます。

このアイの糸としては、ケブラー、鯉の吸い込み糸、フライのバッキングライン等がありますが、最近私はPEラインを好んで使います。
その理由は、腰がないので、独特のくねりで踊ってくれることです。
この「くねり」は、ルアーの動きによって、針と共に生き物のように見えると思います。

船釣りのPEラインを100m巻きで買うと、蛍光オレンジや白、パープル等のアピール系または好ましい色が10~20mずつ入っています。
例えば、蛍光オレンジをアイの糸としてくねらせれば、シェルに入れる蛍光オレンジのタトゥーと同じ効果があるはずです。

なお、スイミングフックの作り方は、googleで「スイミングフック」で検索すると、写真入りで詳しく説明したサイトが数件出てきます。

これは細軸チヌ針8号にPEライン8号を使用しています

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