(FAQ144)
大台ヶ原
仕事の合間を利用し、久々に大台ヶ原に行ってきました。
ここは日本一の降雨量を誇る所で、特殊な植生や地形を持っています。
かつて私はここを起点に、坂本ダムの東の川や大杉谷によく行きました。
前者の東の川には、大蛇嵓という岩嶺からガレ場を600mの標高差で降りたことがあります。
途中、懸垂下降を3ピッチ連続で強いられるなど、
6時間かけて沢床に降り立ったときには膝がガクガクになるほどハードな下降でした。
一方、後者の大杉谷は、中流部も巨大な滝が多く有って良いのですが、
私は登山道の無い堂倉滝より上によく入っていました。
堂倉滝は、直径50mくらいの大きな釜をもつ落差20mの滝で、これを巻き上がって上流部に降り立ちます。
谷は巨岩が多いゴーロのゴルジュですが、迫力のある景観で大きなアマゴが釣れました。
ザックの重量を10kg程度に切り詰めて、テント泊で上まで抜けるコースでした。
大杉谷の堂倉の滝
滝の上のゴルジュ