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スモールボートのダウンリガー2

下の写真はインフレータブルボートでの艤装例。

インフレータブルの場合、舷側にマウントベースは当然直接取りつけできないので、色々と工夫する必要がある。

このボートの場合は、大阪のリトルボート販売が製造している、インフレータブルボート専用座椅子取りつけ用
パイプラックにマウントベースを組み込んで、しっかり固定する事に成功している。

また、別の艤装方法としては、前側(バウ側)の座板に合板を張り付けそこにマウントベースを固定する方法もある。

このボートも
CANNON製の手動モデルを使用。

スモールボートのダウンリガー

一口にダウンリガーといっても電動、手動、ブーム長の長さ、クラッチの有無、ケーブルアウト量カウンターの
有無など色々と種類があります。

一般に、日本で使われているようなスモールサイズのボートの場合はブーム長の短い手動のコンパクトな
モデルの方が適しているようです。


左下の写真は典型的なスモールボートでの単基の艤装例。ボートの横幅がない場合、ダウンリガーを複数
取りつけると仕掛け同士で絡みあう可能性がある。


また、もっと最悪なのは船外機プロペラとワイヤーケーブルが絡んでしまうケースで、悪天候の中でこのトラブルを
やってしまうと危険なので、取りつけ場所には充分気をつける必要がある。


このボートの場合は、ブローバックを防ぎつつディープを狙うために12ポンドクラスの比較的重いウエイト(錘)を
使用するので、ボルトナット式マウントベース(右下写真)でしっかり固定している。

ダウンリガー本体は
CANNONEASY-TROLLU。

五大湖のトローリングボートとタックル2

下の写真は、船尾側に電動のダウンリガーを使用し、サイドにディプシーダイバーを展開したボート。
電動ダウンリガーは上位機種(
CANNON製デジトロールW)を使用すれば、トランスデューサーと
連動して自動的に底から一定の距離を取ったり、ランダムにタナをさぐったりするオプションも選択できる。


合理的な米国人アングラーの間ではロッドとリールは高価なものは流行していない。
アンバサダーは祖父や父親の代が使っていた過去のリールであり、現在は、ラインカウンター式の
ダイワやシマノ、
Penn、オークマ(台湾資本)がメジャーになっている。

ロッドは縦方向に使用するダウンリガー用は取り回しがよい8ftくらいが多く、横方向に展開するディプシー
ダイバー用は絡みを防ぐため10ftくらいが多い。

ディプシーダイバー用ロッドは日本のレッドコアトロール用と同等のアクションで、本場でも小型ボートで
レッドコアを使用する場合も使われているという。


これらのロッドは、だいたいキャベラスで40〜70ドルくらいで購入することができ、長い年月の実釣で
培われた使いやすい調子と、競争で淘汰された結果の価格的なメリットがある。


ロッドは値段の付け方によっては利益率が高い商品なので、日本ではバスブームの時もオーバースペックで
高価なタックルに踊らされた釣り人が多かったように思う(そういった竿はたいてい感度とかを謳い文句にしていた)。

五大湖のトローリングボートとタックル1

米国でもっとも盛んにレイクトローリングが行われている五大湖周辺のトローリングボートは、
湖沼面積がとんでもなく大きいことや、ボートランプ(スロープ)やハーバーなどインフラが
発達していることなどから、海で使用されるような大型ボートが用いられているようです。

ボートの艤装やタックルなどをご紹介します。


下の写真は、林立するような竿数を誇るダウンリガー4基仕様のトローリングボート。

スタッカーリリースやフリースライダーリグなどによりダウンリガー1基で複数のロッドを扱い、あわせて
ディプシーダイバーやアウトリガー、プレーナーボードでさらに多くのリグを展開しているようだ。

BlackBox

左下の写真は上のボートが使用しているダウンリガー。

ケーブルに巻き付くようにセットしてあるコイル状のものは
Black Boxと呼ばれる集魚装置の一部であり、
微弱な電流をダウンリガーケーブルに通電し、水中で鮭鱒類が好む電解層を作って魚を寄せるという
装置のパンタグラフ部分。

なにやら呪術めいた怪しげな装置だが結構普及しているようで、オーナー曰く御利益はかなりあるという。


使用している仕掛けは人気があるフィッシュキャッチャーフラッシャーとHoochie(タコベイトの英名)の
組み合わせ。
ローテートはあちらでは有力なアクションである。

スピード耐性に優れた米国製トローリング専用スプーンもフラッシャーとの組み合わせによく使われる
パターンである。

アメリカのレイクトローリングボート

左下の写真は典型的な米国5大湖スタイルのレイクトローリングボート。
これでもダウンリガー2基のみ搭載で中型の部類にはいる。

本場ミシガン州は巨大なミシガン湖の他に氷河の浸食でできた1万近い小さな湖が散在するという。
日本と事情が異なり同州内でボート用スロープは1300箇所以上もあるので混雑や釣り荒れとは無縁な環境。
同州のプレジャーボートの人口当たり保有隻数率は全米でトップクラス。
(ほぼ一家に一隻、日本は約
260人に一隻)

このボートはスタッカーリリースと呼ばれる2連装のリリースクリップを使用することでダウンリガー1基当たり
深度をそれぞれ変えて2本、合計4本と、両舷に潜行方向を左右に調節できる潜行板ディプシーダイバーを
追加して最大6本出しでトロールしているという。

右下の写真はスタッカーリリースと呼ばれる2連装のリリースクリップ。
これにより1基のダウンリガーで2本出しが可能となる。おそらくオフショアタックル製
OR14クリップを
ワイヤーで連結したものだろう。

スロープがある湖ではトラウト狙いでもバスボートを使う釣り人も見かける。

マイボートの選択肢3

10馬力大型インフレータブルボート

大型カルデラ湖などでよく使われているボートです。機動力も向上し、サイズの大きいインフレータブルは
チューブ径も大きく艇全体の剛性も増しており、かなり風波に強くて安心です。


但し、エンジンも10馬力ともなると大きさ、重さもあり、艇体重量も大きくなるため、日帰りならともかく
キャンプ道具釣り道具一式と一緒に車載して遠征する場合にはハイエースなど1
BOX車でないと苦しいと思います。

また、湖岸と駐車場が離れている釣り場では使えなくはないですが2人でも上げ下ろしに往生すると思います。
組立に時間が取られるのは小型インフレータブルと同じです。
船体コストも高くなります。


アルミVハルや和船のトレーラー仕様
シーニンフ等の軽いアルミVハルはカートップができますが、それ以外の重いVハルはトレーラーを使う方が多いと思います。
トレーラー使用のメリットはセッティングがもっとも素早くできることでしょう。

これらのボートは走行性能もかなりあり、和船の場合はライブウエル(生け簀)が付いているメリットがあります。

難点は釣り場がより限られてしまう点で、スロープないしは湖岸に車で直接進入できる釣り場でないと出船が不可能です。

ボート置き場も必要で艇体コストもそれなりに高くなります。

また、トレーラーの場合はGSやコンビニに立ち寄るのも結構大変なようで、居住している場所の近くに
アプローチの容易なポイントがある釣り人がそのメリットをもっとも享受しやすいようです。


バスボート、クルーザー
もっとも走波性の高いボートで、かなりしけていても高速で移動でき、安全です。
艤装にもこだわることができ、やろうと思えばボートの横幅が要求される複数基のダウンリガーセッティングも可能です。
難点は艇の保管場所と使える釣り場が限られること、そして何よりも、船体や燃費を含めた高コストでしょう。

アキレスLE40 小型軽量インフレータブルボート

マイボートの選択肢2

5馬力未満の小型インフレータブルボート
(ゴムボート)

現在私が主に使っているボートです。横幅も大きく安定性があり、インフレータブルゆえに冠水しても
十分な浮力があるため、不沈でカヌーよりは安心できます。

また、収納すれば比較的コンパクトにまとまるため、車のサイズがワゴン車や4駆のバンでもキャンプ道具を
積み込んで遠征できる点もメリットの一つです。
そして、湖岸と駐車場が離れていても分割して運べるため、比較的釣り場を選びません。


難点はプレーニングせず最高速度が遅いので、湖沼面積が大きい湖ではポイントの大胆な移動が
できないこと、風波にある程度耐えるといっても推進力が弱いので無理な遠出のトロールコースは禁物なこと、
そして組立が面倒なことです。

特に、魚探や座椅子、ロッドホルダー、エレキなど艤装に凝った場合は、釣り具のセット時間や着替えを
含めると艤装に1時間以上、解装に1時間以上、計2時間以上ロスしてしまうことがあります(私はさにあらず)。

もし湖岸と駐車場が離れている場合はこれに上げ下ろし作業が加わり、相当体力を消耗します。


アルミジョンボート

軽量でカートップが容易にできるハードシェルのボートとしてはジョンボートがあります。
10ftくらいのサイズなら重量30kg〜35kgくらいでカートップするときに身体的な負担が少なく、
セッティングも容易です。

しかし船首が平べったいため少しでも波が出た時に波切りが悪く、航行が苦しくなる欠点があります。
不沈性も弱く、また、軽いといっても取り回しを一人でやるのは結構大変で、湖岸の近くまで車で近づける
釣り場に限られます。

リョービのボートエースもこのタイプですが、小さい風呂桶のようで波きりが悪く、性能はさらに劣ります。

ポーターボート
モデルチェンジ前のものは紙コップのような頼りない印象がありましたが、その後のものはある程度の
波切り性能を備えているようです。
軽量でカートップ性に優れますが、組立に時間をとられます。
不沈性もインフレータブルより強くなく、艇体の剛性がそれほど強いとは思えないので、
風波が出たときにやや難があるかもしれません。

インスタボート(Insta Boat)もこのタイプですが、サイズが小さく、カヌーとボートの中間的な中途半端な存在です。

シーニンフ12Kとグラマンカヌー15ftダブルクラシックエンド

マイボート購入を検討されている方、或いはもう既に持っている方双方多いと思いますが、
あちこちの湖で色々なトローリングボートを見てきた私見を記述したいと思います。

カナディアンカヌー
私が池原ダム等で長い間使っていたのがグラマンのカナディアンカヌー15ftでした。

アルミ製のフラットボトムで安定がよく、軽量でハードシェルのため一人でも素早いセッティングができ、
また、波切りがよいため、ブラケットを介して2馬力エンジンを付けると結構広い範囲を移動することができました。


ラマンのアルミカヌーは、FRPのように割れることがないため、崖をロープで降ろしたりすることができ、
また、前後の座席が離れているため、バスのキャスティングでは左席からサイドキャストをしたり、
長いキャビンに多くの荷物を積載することができました。


カヌーは長いほど推進力が大きく、例えば、17ftを2人で全力で漕げば、エンジン付15ftの半開に近い
スピードで走行することができます。
逆に、短い場合は安定性も劣り、
13ftのカヌーは私は釣りには不向きだと思っています。

反面、このような軽量ボートは風波に弱く、特に、後部も細くなっているダブルクラシックエンドのカヌーは、
波や風で前が大きく浮いたりすると、後部の細い部分で船体を支えるようになるため、実にあっけなく沈します。
たとえ、ポンツーン(アウトリガー)を付けていても、前が浮けば同じことになります。


2人乗りの場合は前が浮くことは少ないでしょうが、1人乗りの場合は、前に岩を乗せるなどの配慮が必須となります。
したがって、トローリングにカヌーを使用する場合は、湖沼面積や湖の形状、季節、その土地特有の気象などから
波の高さや風を予想し、これらをよく考慮する必要があります。


トラウトを釣るような低温の水域で沈をすると、5〜15分くらいで低体温症になるため、岸から離れている場合は
疲労凍死する危険性があります。

(FAQ12)
マイボートの選択肢1